Raspberry Pi2(Raspbian)の初期設定

目次

  1. 1. はじめに
  2. 2. 作業環境
  3. 3. SDカードの準備
  4. 4. Raspbianのダウンロード
  5. 5. RaspbianをSDカードへ書き込む
  6. 6. この記事の続き

はじめに

今更ながらRaspberryPiを購入したのでセットアップを行ってみます。

今回は、RaspberryPiを起動するために必要なSDカードの準備と、Raspbianの書き込みまでやってみます。

作業環境

以下の環境で作業を行っていきます。

項目名称
OSWindows 7
Raspberry Pi ModelRaspberry Pi2 Model B
LinuxOSRaspbian (Kernel version 4.1)
MicroSDTranscend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 TS32GUSDU1E
MicroSD ReaderTranscend USB 3.0 Super Speed カードリーダー TS-RDF5K

SDカードの準備

まず、SDカードを完全にフォーマットするために必要なSDFormatterをダウンロードします。

SD Formatter for Windows Download - SD Association

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/eula_windows/index.html

上記サイトのエンドユーザー使用許諾契約書を読み、一番下の同意しますをクリックするとダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍して、生成されたインストーラ(setup.exe)を実行してください。

インストールが完了したら、RaspbianをインストールしたいSDカードをPCと接続し、SDFormatterを実行します。

SDFormatterの、DriveをフォーマットしたいSDカードが挿入されているドライブレータに設定します。ここでドライブレータを間違えるとPCのOSが起動しなくなる可能性があるので注意して下さい。

次にオプションボタンを押して以下の用に設定します。

  • 消去設定:上書きフォーマット
  • 論理サイズ調整: ON

OKを押してオプションを閉じます。

フォーマットボタンを押すとSDのフォーマットが開始されます。容量によっては20分程度かかるので完了するまで待ちます。

Raspbianのダウンロード

Download Raspbian for Raspberry Pi

https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

上記サイトからRASPBIAN JESSIEDownload Torrent、もしくはDownload ZIPからRaspbianをダウンロードします。公式サイトからZIPをダウンロードすると20分程度かかるので、高速な回線をお持ちの方はTorrentをお勧めします。

RaspbianをSDカードへ書き込む

上でダウンロードしたRaspbianの圧縮ファイルを適当な場所に解凍します。

解凍すると、2016-03-18-raspbian-jessie.imgというディスクイメージが生成されます(ファイル名はリリース日によって異なる)。

この.imgファイルをWindowsでSDに書き込むには、別にアプリケーションが必要となります。今回はWin32 Disk Imagerを使います。

Win32 Disk Imager 日本語情報トップページ - OSDN

https://osdn.jp/projects/sfnet_win32diskimager/

上記サイトの最新ダウンロードファイルの欄にあるWin32DiskImager-0.9.5-binary.zipをダウンロードして解凍してください。

次に、先ほど解凍しておいたWin32DiskImager.exeを実行します。

Image FileをRaspbianのイメージファイル(*.img)、DeviceをSDカードのドライブレータに設定して、Writeボタンを押すと書き込みが開始されます。

書き込みが完了したらSDカードを取り出して、Raspberry Piに挿入すればRaspbianが起動するはずです。

この記事の続き

RaspbianをSDの最大容量まで使えるようにする方法 | Gazee

https://gazee.net/develop/raspberry-pi-sd-partition/