Raspberry Pi2(Raspbian)の初期設定
はじめに
今更ながらRaspberryPiを購入したのでセットアップを行ってみます。
今回は、RaspberryPiを起動するために必要なSDカードの準備と、Raspbianの書き込みまでやってみます。
作業環境
以下の環境で作業を行っていきます。
項目 | 名称 |
---|---|
OS | Windows 7 |
Raspberry Pi Model | Raspberry Pi2 Model B |
LinuxOS | Raspbian (Kernel version 4.1) |
MicroSD | Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 TS32GUSDU1E |
MicroSD Reader | Transcend USB 3.0 Super Speed カードリーダー TS-RDF5K |
SDカードの準備
まず、SDカードを完全にフォーマットするために必要なSDFormatterをダウンロードします。
SD Formatter for Windows Download - SD Association
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/eula_windows/index.html
上記サイトのエンドユーザー使用許諾契約書
を読み、一番下の同意します
をクリックするとダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍して、生成されたインストーラ(setup.exe)を実行してください。
インストールが完了したら、RaspbianをインストールしたいSDカードをPCと接続し、SDFormatterを実行します。
SDFormatterの、Drive
をフォーマットしたいSDカードが挿入されているドライブレータに設定します。ここでドライブレータを間違えるとPCのOSが起動しなくなる可能性があるので注意して下さい。
次にオプション
ボタンを押して以下の用に設定します。
- 消去設定:上書きフォーマット
- 論理サイズ調整: ON
OK
を押してオプションを閉じます。
フォーマット
ボタンを押すとSDのフォーマットが開始されます。容量によっては20分程度かかるので完了するまで待ちます。
Raspbianのダウンロード
Download Raspbian for Raspberry Pi
上記サイトからRASPBIAN JESSIE
のDownload Torrent
、もしくはDownload ZIP
からRaspbianをダウンロードします。公式サイトからZIPをダウンロードすると20分程度かかるので、高速な回線をお持ちの方はTorrentをお勧めします。
RaspbianをSDカードへ書き込む
上でダウンロードしたRaspbianの圧縮ファイルを適当な場所に解凍します。
解凍すると、2016-03-18-raspbian-jessie.img
というディスクイメージが生成されます(ファイル名はリリース日によって異なる)。
この.img
ファイルをWindowsでSDに書き込むには、別にアプリケーションが必要となります。今回はWin32 Disk Imager
を使います。
Win32 Disk Imager 日本語情報トップページ - OSDN
上記サイトの最新ダウンロードファイル
の欄にあるWin32DiskImager-0.9.5-binary.zip
をダウンロードして解凍してください。
次に、先ほど解凍しておいたWin32DiskImager.exe
を実行します。
Image File
をRaspbianのイメージファイル(*.img)、Device
をSDカードのドライブレータに設定して、Write
ボタンを押すと書き込みが開始されます。
書き込みが完了したらSDカードを取り出して、Raspberry Piに挿入すればRaspbianが起動するはずです。
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RaspbianをSDの最大容量まで使えるようにする方法 | Gazee